2016年11月16日水曜日

ゼロドルツアー

バンコクポストに「ゼロドルツアーの取締りで、タイ観光産業の成長鈍化」という記事がありました。

鈍化といっても、今年、訪タイした外国人観光客は、すでに2400万人を越えています。それでも、観光が重要産業であるタイにとっては、憂うべきことなんでしょう。

ゼロドルツアーとは、中国で宿泊費等を無料として募り、タイ滞在中、宝石店等に連れまわし、法外な価格で商品を買わせるツアーとのこと。ようは、旅行業者と店がつるんだ悪徳なツアー商法です。社会問題化し、タイと中国の両国で、ゼロドルツアーの取締りを強化しているようです。

 ※中国人向け「ゼロドルツアー」摘発 (newsclip.be)

しかし、国の経済に影響を与えるほどの中国人パワー、おそるべしです。日本でも、爆買い衰退で、百貨店等は憂き目にあっているといわれていますが。

店を連れまわす手口は、日本人観光客なども、少なからず被害にあっているのではと推測します。以前、私も、バンコク市内で拾ったタクシーに怪しげな土産物屋前で止められたことがあります。しつこく買物をすすめる運転手と揉め、結局、店に入らずタクシーを降りました。小心モノの私はそこまでの運賃は払いましたが、店で何か買っていれば、運転手は店から、いくばくかの紹介料を得たんでしょう。

いまでも、王宮周辺等で客待ちするタクシーやトゥクトゥクの中には、店に連れまわすヤカラがいるのではないでしょうか。




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